臀部、膝の症状

足の症状で病院に行ってレントゲン、MRI、CTを受けると腰部から下の画像検査が一般的なので、
足の痛み、しびれは腰が悪いからと思われている方が多いです

又、画像検査では骨の変形や悪いものが出来ていないか?など病変は見つけることが出来ますが、
一定の体勢での画像検査では身体の動きの不具合は見つける事が出来ませんし、
画像検査を受けている体勢は症状が出ていない事が多く、
症状が出ていない体勢の画像です

足の痛み、しびれであっても、身体全体をみていくことが必要です

左の頚部の痛みと左の臀部のしびれ、重い感じの方

左足底の感覚が過敏&左右の反射が違いました
振動、痛みの感覚
筋力の弱いところ
筋肉の反射
整形学検査
どうすると症状が緩和されるか
などの検査から

首と背中の移行部の背骨に持続圧をかけると、
頚部の痛みと臀部のしびれが無くなりました

背骨の動きがスムーズに動かないと様々な問題が出ます

又、左膝の裏が突っ張る方
右足底が過敏に感じるのが首を右に向けると過敏では無くなります

首の上の方の背骨の動きがスムーズに動くように調整すると、左膝の裏の突っ張りが無くなりました

背骨の可動域は首が一番動きます

足の症状であっても身体全体の検査が必要です

痛みをとること、早く治すことに目を向けてしまい、
身体をみることが疎かになりがちです
検査を重ねてより正確な情報を集めることが重要だと考えます。

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

足のしびれ

下腿のしびれ?違和感?の50代の方

昔、学生の頃に左足首の捻挫から足首を反る(背屈)可動域が少なく

2年ほど前から左下腿部がしびれ?何か?違和感?があったり、良くなっている?

を繰り返しているそうで、最近だんだんと酷くなってきているようです

 

まず、ここで大事なことは何が起こっているのか?を把握すること!

しびれ、違和感を紛らわすことではありません!

しびれ、違和感をシャットアウトすることでもありません!

 

検査をしていくと、

この方が訴えている領域の振動覚、痛覚が低下していました

(特にL5領域のスクレロトーム、デルマトーム)

左足の足首、拇趾を背屈する力、拇趾を屈曲する力も弱い

(前脛骨筋、長拇趾伸筋、長拇趾屈筋 弱化)

左足は外反母趾があり、ご本人は外反母趾だから力が入らないと思っています

また、歩いてもらうと右手の振りが少なくぎこちない歩行になっていました

歩行がスムーズじゃないと身体は良くなりません

 

施術後は

左足関節の可動域が増え歩行が楽になり

腕の振りも良くなっていました

弱化していた筋力は8割程改善しました

(外反母趾はありますが、筋力は改善しました)

症状の領域の痛覚は左右とも同じくらいに改善しました

しかし、

L5領域の振動覚の左側の弱さが少し良くなったかな?という程度

 

この振動を感じる神経が弱っていくと

(運動神経など太い神経も)

痛みを過剰に感じる痛覚過敏の状態をつくることがあります

ので経過を観察していく必要があります

 

今回、2年もの間、身体に異変が起こっていたが、

生活する上でそんなに支障をきたさないので放置していたため

神経自体が脆弱になってしまったのでは?

と考えられます

 

何かおかしいなぁ~と思った時は

早めに身体をチェックすることをおすすめします。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104