西日本豪雨による被害に合われた方々に心より哀悼の意を表します
未だ行方不明や連絡が取れない方がたくさんおられ捜索、救助が
早く行われることをお祈り申し上げます
被災された方々は不安な日々をお過ごしのことと思います
一日も早い復興が進み、普段の生活に戻ることをお祈り申し上げます。
頭痛、肩こり、身体がだるい、食欲がない、不安・・・など
こういった症状があるにもかかわらず、病院での検査では特に問題がない
ということが多く、「不定愁訴」と呼ばれています
いわゆる病気ではなく、健康でもないという状態
東洋医学では、「不定愁訴」の位置づけに、昔から「未病」という言葉があります
心と体は一体であるという「心身一如」という考え方が基本
日々養生することで病気を防ぐ、肉体的ダメージ、精神的ダメージを防ぎ、
健康管理をしていくことが重要だといいます
心と体は一体、自分の身体の事を知ることも大事だということ
先日、膝の痛みをお持ちの方がいらっしゃいました
1年半ほど前から原因不明の膝の痛みが現れていたが、
そのうち良くなるだろうと思っていたところ
「何をしても痛みを感じるようになったので」
ということで来院されました
施術の度に痛みの場所や程度が変化がしていました
私は少しづつ改善しているなぁと感じていたのですが、
患者さんから「先生、治りますか?」と不安そうな表情をされました
これは私の説明が足りなかったと思い、
身体が改善していく段階及び
この方の現段階を説明しました
しかし、
長期に及ぶ痛みということもあり、
患者さん自身は靭帯、半月板、関節症、軟骨の?・・・など
不安があるようでしたので、整形外科への受診を提案させていただきました
後日、連絡があり、
整形外科では「なんともありません」と言われ再度来院されました
不安が減ったことで、その後の改善が早く、
あらためて心と体の一体感を教えていただきました
先程の身体が改善していく段階として、
例えば切り傷、擦り傷などのケガを考えてみると、
ケガ➡血液凝固期(止血期)➡炎症期➡増殖期➡成熟期
このように順序を追ってケガは治っていきます
膝の痛みも同じように改善していく順序があり、
現段階がどの時期にあたるのか?をご本人自身が理解する必要があります
良くなっていく段階があること、今の段階を理解することで
不安感が減り、目標ができることで
身体が改善していこうとする活力が出てきます
身体を改善するのはご本人自身の活力です
ご自身の身体を信じてください、
みなさん結構強い身体をされていますよ。