身体のメンテナンス

気温が上がって来ましたねぇ

外で少し用事をするだけで汗が出てくる時期になりました。

 

昨日、お電話で、

「体調はいいのですが、前回から1か月経ちましたが、みていただいた方がいいですか?」

とお問い合わせがありました

以前、1か月ほど腰痛、膝痛があった方で、最近はこのような痛みはありません

当院では、身体のメンテナンスは、いろいろな面で良いと思いおすすめしていますが、

最終的にはご自身のことなのでとお伝えしております

 

予約をされ

本日、来院されましたが、特に痛みや不具合は感じていません

検査をしていくと、

まぶたが落ちている

左右の瞳孔の大きさ、動きの違い

左右での音の響きの違い

など

普段の生活では気にするほどの障害にもならないことですが、

目、耳が身体の不調を表しています

 

当院は病院ではないので病気をみつけるのではなく、

機能(働き)が低下し、健康を害する要素を早く見つけ、

ご自身の今の状態を知っていただく、

身体の生命力を上げる、

できれば病気にならないように予防する、

健康な身体作りを目指します

 

私自身も月に1度程度、知り合いの先生とお互いに身体のチェック、施術を行なっております

その時の知り合いの先生の血圧に左右差がみられました

施術前

左右の上の血圧に目が行き、「高い、低い」と思われる方が多いのではないでしょうか?

上の値から下の値を引いた数値(脈圧)が血管の硬さを表していたり、

脈拍の左右差なども乱れがあることが予想できます

 

 

施術後は

ほぼ同じになりました

 

数値が落ち着くと気分も良くなります

 

 

先日、TVで血圧を左右同時に計ることで動脈硬化を発見できたと放送されていました

左右の血圧、脈拍が違う状態が何か月、何年、何十年と続くと、

血液が流れる血管

血液を送るポンプ役の心臓

血液を大量に必要とする脳

血液が栄養する臓器、神経、皮膚など

影響が出てきても不思議ではありません

 

以前、腰痛で来られた方で左手、左足だけが乾燥し、

肌荒れで困っていらっしゃる方がおられました

特に左手足だけ特別なことはしていないのに何故?と思われていたそうです

腰痛の改善とともに肌荒れも少しずつ良くなっていき約2か月後には肌荒れが改善されていました

 

 

当院では、5年前から血圧測定は必ず左右同時に計測しています

「左右同時に血圧なんか計ったことないわ」とよく言われます

血圧測定は左右同時に計測することで危険な状態を早く見つかることがあります

 

危険な病気などが疑われる場合は、医療機関に行っていただくようお願いします

これまで

動脈硬化が結構進行していた方や、

血管が8~9割狭窄しており手術をされた方、

不整脈など心臓疾患がみつかった方

などがおられました

 

血圧測定は左右同時に計測が当たり前と言われるようになるといいと思います

 

家の外壁や屋根は10年で点検、修理

自動車は6か月点検、1年点検、車両点検

など行なうのが常識です

身体では病気をみつける検査は行われていても、

病気を予防する身体の働きの検査はほとんど行われていません

 

たまには身体の働きをチェックしましょう

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

 

血流障害 盗血症候群 

首の痛み、めまい、しびれ、吐き気、冷感など気を付けなくてはいけないのが血流障害。

 

長い間、右頚部、右肘の痛み、右手先が冷たい、右手で字が書きにくいという方

整形外科で漢方薬を処方されるが改善しない

 

当院での検査では、

手首での左右血圧の差が収縮期20~30mmHg、拡張期10mmHgあり、

常に右側が高い(左側が低い)

病院に行くよう指示したが、症状が軽減したため行っていない

 

それから5か月後、首の痛み、頭痛、眼精疲労で来られる

左右血圧差は同じく収縮期20mmHg~30mmHg右側が高い、右手が冷たい状態

 

再度、循環器病院に行くよう強く指示する

循環器病院に行かれ、血管造影検査で「左腕の方から上に行く血管が80%狭窄している」と言われたそうです

医師「右手が冷たい?おかしいなぁ、左が狭窄しているのに・・・」

 

「鎖骨下動脈盜血症候群」という鎖骨下動脈の狭窄、閉塞による血液の逆流、乱流という症候があります

 

心臓から送らた血液は青い矢印のように上肢、下肢、頭部に送られ、正常な血流を元に脳、神経系が働きます

血流に乱れが起こると脳、神経系の働きに異常が起こります

頭痛、めまい、しびれ、吐き気、首の痛み、筋肉の痛み、強い肩こり・・・など

左鎖骨下動脈が狭窄すると右側に圧力がかかり右の血圧が高く、左の血圧が低くなります

(左右差10mmHg以上は要注意)

左側が詰まってしまうと左腕が冷たくなるでしょうが、狭窄(完全に詰まっていない)なので様々なことが考えられます

人間の身体は、頭で考えられること以上のことが起こりますので、様々な状況を考えないといけません

早い回復を願います。

改めて、左右の血圧差を比較することの重要性を再認識しました。

 

本日も右目の奥が痛む頭痛の方が来られ、

頚部の動きが改善し、血流、神経系の働きがよくなると頭がスッキリしたという方がおられました。

 

原因がはっきりせず、長い間、同じような症状を抱えている方は違った方向から身体を診ることが必要だと思います。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

血圧計 脈圧

自宅に血圧計はありますか?

いろいろな血圧計がありますが、

自宅で使われるなら、簡単に計れる手首用が便利ですぐに計れますね。

血圧というと、「高い、低い」を気にされる方が大半です。

TVなどであれだけ「高血圧が・・・・・」「心臓が・・・・・」「脳梗塞が・・・・」と言われていると誰もが高血圧を敵のように攻めまくりますよね。薬、健康飲料、健康食品など・・・・・・(-_-;)

 

上と下の差を脈圧と言います。(上の値ー下の値=脈圧)

一般的に年齢とともに動脈硬化が進むと脈圧が上がります。

しかし、年齢関係なしに脈圧が上がることがあります、ご注意を!

 

心臓はポンプのように動いています。

心臓が収縮した時の高い圧力が血管にかかるのを上の値。

次に心臓が拡張した時に血管にかかっている圧力が下の値です。

これだけでは血液の流れが「勢いよく流れ→流れが弱くなる→勢いよく流れ→・・・・・・・脈圧が高い」と血流が変動してしまい血流障害による問題が出ますので、自律神経が働いて、なるべく血流が変動しないように血管の硬さを調節しています。

自律神経が不具合を起こすと脈圧が高くなります、血流障害が起きます。

 

脈圧で調べてみると、

「脈圧は通常30~50mmHg以下で、50mmHg以下が望ましい」

とあります。

 

本日来られた70代女性。

数日後に白内障の手術があり、説明を受けたが不安な様子。

財布から施術券を取り出すときに指先が震えていました。

階段を上がると「心臓がドキドキ」するそうです。

胃がムカムカします。

脈圧が高い!

さらに、寝た状態から立つと少しフラっとして、脈の変動も高い状態でした。

 

大脳は左右あって、使い方にそれぞれ特徴があり、またそれぞれ補っていたりします。

「手術」「不安」「ストレス」「自律神経の乱れ」「血管コントロールが出来ない」「血流障害」「ドキドキ」「消化器の不調」

繋がってきます。

 

脳・神経バランスを整え、話をされると脈圧が落ち着いてきたようです。

不安なことは話をするだけで少し楽になることもありますよ。

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079-492-7104