膝の痛み

右膝の痛みの方

体重が重く,
整形外科でも体重超過による右膝の痛みと言われる
タオルを丸めて膝裏に当て膝の屈伸運動をするように言われるが全く改善しない
ヒアルロン酸の注射をすすめられる

脚がだるくて頻繁にマッサージに行く

「シップをください」と当院に来院される

時間があればみせていただけないかとお話し
改めて来院していただいた

数年前から膝が痛くなったり痛くなかったり
今回は1ヶ月前から右膝の痛みが出て痛みが強く立っているだけで痛むようです

大脳バランス検査,筋力検査,感覚検査,筋肉の反射,整形学検査,改善傾向を確認する検査などを行う

両脚に力が入らない!
右膝を叩く大腿四頭筋の反射をしているのに足首の関節が動く(異常な反射)がみられました!

本来,歩行によって身体が良くなるように出来ているのにこの状態では歩くほど身体を壊しているようなものです

施術後、右臀部の違和感が残るがかなり痛みはおさまりました

痛みが出なくなればよしではありません
数年前から良くない状態が続いているのでいろんな方向から考えていく必要があります

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079-492-7104

良くならない痛み

治療、施術を受けているが良くならないことも多いですね

大学陸上部(競歩)で右膝の痛みで整骨院、接骨院で筋肉をほぐす施術を受けていたが改善がみられず来られた大学生

筋肉をほぐしてもらうと少し楽になるが競歩では痛くてできない

痛みのある右膝の周囲をほぐしてもらっていたそうです

当院の検査では、
右脚の力が入らない!
右脚に痛みの感覚、触覚が弱いところがありました!
腰に問題がみられました!

腰の問題に施術をすると筋力、痛覚、触覚の弱いのがなくなり、競歩をしてもらいましたが大丈夫そうです

検査なしで、症状のみで施術をするところ
整形外科では画像検査のみで診断する
など検査が疎かになっていると
結局患者さんの身体が犠牲になります

様々な検査をしてもわからないことも多いのに
数少ない検査で断定してしまうのは危険です

患者さん自身もご自身の身を守るために、
治療院の先生や、お医者さんの言うとおりに
従うだけでなく気になることは質問するといいです

質問に対して先生の答え方で信頼できるかどうかの判断が出来ることもあります

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079-492-7104

眼の動き

当院では眼の状態、動き、反射なども検査させてもらいます

眼の筋肉は人間の筋肉で一番速い動きができると言われています

「眼球運動は脳幹にある運動を制御するセンターの役割が良くわかっている運動である」

「運動を起こす指令と運動そのものの間に介在する要素が少なく記録できる眼球運動に、

中枢での運動指令がかなり直接反映される、そのため、手足の運動に比べて、

運動の制御機構を解析するのに適している。この意味で “眼は心の窓”

とともに “眼球運動は脳の窓” といえるかもしれない。」

-中外医学社 Clinical Neuroscience 眼球運動の生理と病態より-

とあります

 

分かりやすく言うと、

外から入って来た情報を元に

 

脳からの指令により眼が動きます

脳からの指令により手、足、体幹など身体が動きます

 

眼を動かすのも身体を動かすのも脳からの指令

脳から眼

脳から身体

を比べると眼の動きの方が脳の運動指令がダイレクトでわかりやすい

 

ということです

 

 

眼の運動には、

眼を上下左右斜め、寄り眼をする時に動かす6つの外眼筋

外眼筋のゆっくり目標物を追う眼球運動

瞬間的に速く目標物を追う眼球運動

眼に光が入って来る光量を調節したり、近くの物や遠くの物を見るための瞳孔括約筋、瞳孔散大筋

まぶたを上げる上眼瞼挙筋、ミュラー筋

頭を動かした時や身体が動いた時に三半規管、耳石器の働きで視線を維持し、自分の身を守る反射

眼の動きを止めることができるか?

など

 

様々な眼球運動があります

これらを検査することで脳からの運動指令の働きをみていきますが、

眼の動きは人間の筋肉で一番速いので、簡単ではありません

 

しかし、問題をここで発見できると、

慢性痛、ぶりかえす症状、しびれ、不定愁訴、スポーツ障害、自律神経障害、末梢神経障害、

その他様々な改善が期待できると思われます

 

症状を長期でお持ちの方は特に眼の動きに問題がみられることが多いです

 

例えば、

足に力が入らなかった方が素早い眼球運動を少しするだけで力が入ったり

首の痛みの方の三半規管を少し働かせると首の痛みが出なくなったり

眼瞼下垂の手術を進められていた方が施術後まぶたが上がり、眼がパッチリしたり

眼とは離れている膝の屈伸時の痛みが眼の反射や腕の運動でなくなったり

と改善された方がおられます

 

まだまだ未熟ですが、少しでも皆様のお力になれればと思います。

 

10月14日(日)・15日(月)は、

アクティベータ療法の勉強会のため

お休みいたします。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

 

 

 

ケガの悪循環

身体の体性神経には感覚神経と運動神経があります

身体から脳へ送る感覚神経

脳から身体へ送る運動神経

脳と身体は常に情報をやり取りしています

 

半月前に、

空手の試合で左かかとを傷めた少年

痛みをこらえ空手の練習に励む

なかなか痛みがとれない

そのうち歩くのも痛くなる

 

再度、

空手の試合で左足小指を負傷し

来院される

左足小指がパンパンに腫れあがり骨折の可能性

 

最初のケガ、左かかとの痛みなどの情報は常に右脳に送られる

脳でもいろいろなところにも情報が送られる

目を動かす、顔を動かす、音を聞く、物を飲み込む、舌を動かす、手足を動かす

また、無意識に動く反射にも変化が現れます

「ケガをする」ということ

スポーツをしている方はご存知だと思いますが

ケガをよくする方、いつもどこどこが痛いと言っている方

いつもサポーターやテーピングをしているがそれでも痛いと言っている方

又、反対に全然ケガをしたことを見たことがない方

っていらっしゃいませんか?

スポーツの上達の第一はケガをしないこと!

 

空手少年の神経系を検査していくと

右のまぶたが落ち、

右目の光に対しての瞳孔の反射が弱く、

聴覚の左右差もあり、

舌を出してもらうと右に向いており、

左右の手を動かしてみると左手の動きがおかしな動きをしていたり、

スポーツをするうえで重要な筋肉の反射も不安定な反射になっており、

自分で思ったように身体が動かせない状態でした

 

神経系の調整を施し、

骨折の可能性はお医者さんに確認してもらいます。

 

ケガをすると、

時間がたてばケガは治ります

しかし、ケガによる身体への影響は残っています

手術後なども同じことが言えると思います

ケガ、痛みなどの悪循環を放っておかないことをおすすめします。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

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頭痛 転ぶ

昨年11月に小学3年生が左側の頭痛で来院

 

主訴は、

時々、左目の奥の痛み

10月末くらいから転ぶことがある

最近、視力が悪くなり、眼科で瞳孔を広げる目薬を寝る前に点眼するように言われている

仮性近視の時によく処方される薬で瞳孔を広げる薬、

副交感神経が働き就寝しようとしますが点眼薬は交感神経を働かせます

「眠れる?」「寝られへん」と・・・

 

キックボクシングをしている

 

 

検査をしてみると、中枢神経の異常を示すサインがたくさん出現する

舌を出すように言うと右に変位、左へ出せない

両手を前に出してキープしてもらうが右手がキープ出来ない

右足で立つことが出来ない

首、右半身、右足底に触れると異常な痛み

右半身での筋伸張反射が亢進 & 神経が疲労を起こし反射が持続しない

右目に電気を当てても瞳孔が閉じない

その他いろいろ

キックボクシングは中止してもらう

 

脳神経外科に行ってもらう

Dr曰く

「異常な反射は確かに出ているが、画像検査で何も異常がみつからないので何もできない」

と言われる

 

当院では、神経の反射亢進、神経の疲労などがみられるため、日頃の生活で出来ること、気をつけること、目を休めるためにサングラスやヒモを使ったリハビリ?を指導する

 

12月末、こども病院を紹介してもらい受診する

その頃には筋伸張反射の亢進のみ落ち着いていた

Dr曰く

「右の力が弱いだけちがう」と・・・・・・・・・・・

 

この時点でも、

首を触ると異常な痛みあり、足底を触ると痛む

右目のみ瞳孔が閉じない

右膝蓋腱反射では神経の疲労のためか継続できない

その他の症状も存在していました

 

当院で定期的に身体の状態をチェックさせてもらいようお願いし、

ほぼ検査と指導、少し身体の調整を行なう

その辺りから徐々に回復している様子

 

今年の2月半ばには

右足で立つとふらつく、

右目の瞳孔が閉じない

それ以外は改善していた

 

昨日、9回目の来院で

右足でしっかり立つことが出来るようになっている

右目の瞳孔も閉じるようになっている

頭痛も出なくなったそうである

その他の症状もなくなっている

涙が出そうなくらい嬉しかった

 

この様な状態になった原因はわからない

キックボクシングによる外傷なのかも知れない

その他の原因によるものかも知れない

本人は、キックボクシングを再開したいと言っている。

 

良くも悪くも、いろいろと勉強させてもらいました。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

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有痛性外脛骨 アクティベータ療法

足の内側部が痛む「有痛性外脛骨」と言われるスポーツ障害があります。

足の内側部に舟状骨という骨があり、そこには足のアーチを作る働きである後脛骨筋という筋肉が付着していますが、

レントゲンを撮ってみると舟状骨の部分に種子骨(過剰な骨?)である「外脛骨」という骨がみられる方がおられます。

一般的に15%くらいの方にあると言われていますが足のレントゲン検査を受ける頻度を考えるとどれくらいの方に「外脛骨」があるのかわかりません!

「外脛骨」があっても痛みがなければ治療の必要はありません!

 

一般的に言われていることとして

 

痛みが出ると考えられていることは、

捻挫

繰り返される後脛骨筋の引っ張り

偏平足

靴の圧迫

など

 

治療法として、

安静

アイシング、シップ

ストレッチ

足底板(アーチパッド)

 

再発すれば、

手術

 

手術後、「外脛骨」は無くなったのに、また痛みが・・・???

ということも良くあります。

手術の際、麻酔薬を使います、

筋肉の緊張による痛みであれば麻酔薬で筋肉の緊張がとれ痛みも取れます

しかし、原因が残っていればまた筋肉が緊張を起こし痛みが出て来ます。

 

右足の裏の内側が痛いサッカー部の中学生

整形外科で、レントゲン検査で外脛骨があり、痛みがあるので「有痛性外脛骨」と診断される

リハビリを受けながら、シップを常に貼り、サッカーをしている

次第に両膝も痛みが出て来た

歩行で足の裏の内側が痛む

 

最初の痛みから3週間後に当院に来院される

アクティベータ療法で全身及び足の調整すると、神経、筋肉、関節のバランスが整うと、

両膝の痛み、歩行での痛みは無くなりました(外脛骨部を押した時の痛みは残る)

 

1か月後に来られる

施術後、数日は痛みがなくサッカーをしていた

しかし、徐々に痛みが出て来ます

アクティベータ療法で調整すると、神経、筋肉、関節のバランスが整い、痛みは軽減します。

 

注意)アクティベータ器を使うことがアクティベータ療法ではありません!

ここで言うアクティベータ療法とは、

正規の教育を受け認定試験に合格し毎年セミナーに参加し勉強し続ける者が行なう療法です

アクティベータ療法認定者(兵庫県では6名)

 

 

最近のシューズは性能が良く、そのおかげで身体をしっかり動かせていないことが多いです

足の指のエクササイズをお願いしました。

 

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オスグット病

膝のお皿の下の骨が出て来て痛む

赤く腫れたり、熱を持ったりします

患部を押えると激痛が起こったりします

発育期のスポーツ少年に起こりやすい「オスグット病」

「スポーツを休むと痛みが無くなってくるがスポーツを始めると痛みが再発する」

と言われています。

 

7月末に右膝の痛みで来られたサッカー少年(中2)

右のお皿の下が赤く腫れ、熱を持っていました

走れませんので、サッカーが出来ません!

押えると「いったぁぁぁぁ~い!!!」激痛でした

 

 

大好きなサッカーをやりながら、1週間ごとに診せてもらうようにお願いする

 

2回目(1週間後)

患部を押えると痛むがサッカーが出来るようになる

 

3回目(更に1週間後)

力が入らないところがあったが力が入るようになる

 

4回目(更に1週間後)

かなり改善するが患部は押えると痛い

 

5回目(更に2週間後)

普通にサッカーが出来るが患部を押えると痛い

 

6回目(更に3週間後)

サッカーはまったく問題ないが両脚が張るそうです

本日、患部を押えてもまったく痛みが出ない

しかし、脚の感覚(位置感覚、2点識別感覚)が弱い

施術前

膝を90度に曲げてもらうと

施術後は

これは自分の関節が今どんな状態かをちゃんと把握しているかどうかの検査で、

ちゃんと把握していなければ自分で自分の身体をコントロール出来ないということ!

非常に重要な感覚です。

 

ちゃんと施術して神経バランスが良い状態を継続するとちゃんと良くなります!

現代医療ではいらないことをして改善するチャンスを妨げていることが多いのです!

痛みを早くなんとかしようといろいろやり過ぎはよくないのですよ!

 

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足底腱膜炎 足底筋膜炎

足底腱膜炎(足底筋膜炎)

アキレス腱炎(アキレス腱周囲炎)

オスグット病

シンスプリント

ランナー膝

ジャンパー膝

タナ障害

などの状態やスポーツ障害では使い過ぎによる障害「使い過ぎ症候群・オーバーユース」と言われています

 

私が臨床で感じるのは、

単に使い過ぎ・オーバーユースというより

障害部、障害周囲部に過度に負荷がかかる身体になっているための結果

障害(周囲)部が使い過ぎ状態、無理な身体の使い方

身体のバランスの乱れから起こると考えております。

また、長期にわたる場合は複雑に悪影響を及ぼします。

 

人の身体は神経系が正常に働いていると、非常に良いバランスをとっていますので少々のことでは障害は起こりません!

 

では、障害が起こっている場合、どのような乱れがあるのか?

症状、期間、経緯、障害部位の状態、痛みが出る出ない動き、神経系の働き、身体のバランスなどを検査して、問題を整理することが必要ですし、

障害部を改善するためには、身体に指令を出している元である脳・神経系の働きが正常に働くことが必要です。

 

4日前に斜面で草刈機を使っての作業で踏ん張っていたために足底が痛くなりだんだん痛みが強くなって来たという60代男性が足を引きずって来院されました。

痛みがある右側では、右股関節は全方向に力が入らない&右足の指を起こす力が入らない&右肩の三角筋も力が入らない&上腕二頭筋反射低下し右腕が緊張状態&右顎関節違和感など

左側では、左足関節を底屈し踏ん張る力が入らない&膝蓋腱反射低下し大腿四頭筋の働きが鈍い

など様々な問題がありました。

 

筋肉や腱が骨、軟骨、靭帯などに接する箇所には滑液包という水分の入った嚢(ふくろ)があり、

摩擦を軽減する役目を持っており、

この滑液包が腫れて痛む滑液包炎もよくある症状です。

この方の場合、足底の滑液包の部分を押すと激痛があり腫れもあります。

 

神経系のバランスを整え、4箇所ほど神経の働きを利用したストレッチを行なうと普通に歩けるようになり、

足底の滑液包は押すと激痛は残りますが歩くことでの痛みはかなり軽減しました。

 

歩くことでの痛みがあると、障害部の腫れは改善せず痛みによる精神的肉体的ストレスが更に症状を悪化させますので、

歩行時の痛み軽減は良い徴候です。

「不調の原因は神経系の乱れから」

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膝が痛い、今は痛くないけど・・・ スポーツ障害

バレーボールに励む高校生

練習をしていくと膝が痛くなる

痛むところは大腿四頭筋が多く、右だったり、左だったり

でも今はどんな動きをしても痛くない?

喘息、花粉症の既往歴あり

 

神経学検査をすると、問題が出てきます。

目を左に向けにくい

目を閉じて立っていると右にふらつく

一点を見たまま頭を振ると右に向く時だけやりにくい

目を閉じて体前屈すると右に10cmくらいずれる

目を閉じてその場で足踏み50歩で右に90度向く

腹直筋、胸鎖乳突筋(首の筋肉)など呼吸に関わる筋肉の調整と

右耳を温めると、これらが全てクリアになりました!

耳が冷えることで平衡バランスの調整を行なっているところが影響を受け、そこから調整している体幹の筋肉、腕や脚の筋肉の調整が出来なくなり、知らず知らずのうちに筋肉、関節に過剰な負担をかけ、スポーツ障害などを起こすことがあり、なぜそうなっていくのか?を考える必要があります。

 

右耳が冷える?原因を探っていくと就寝時のエアコンの風を循環するため扇風機の風が常に右耳に当たるそうなので、このような生活環境の改善が必要です。

これで膝の痛みが出なくなれば良いですが、改善しないようであれば更にみていく必要があります。

 

神経バランスの調整をしているとこんな調整(弱いと思われる刺激)で変わるのですか?

と言われることがあります。

自律神経の働きが良い状態であれば、人間の身体は良い刺激を少し受けると勝手に良い状態に戻そうとしますので、

弱く良い刺激で改善出来ないかと考えているため、様々な検査を行なっています。

 

先日、右膝オスグット病(膝の軟骨が出る)のサッカー部の中学生

筋力検査で仰向けに寝て右脚を上げることが出来ませんでした。

ヒモトレを使ってみようといろいろ試した結果、お腹に緩くヒモを巻くだけで楽々と脚を上げることができ、

本人曰く「余分な力が抜けた感じ!」と言ってました。

 

オスグット病の箇所を押えると当然痛みが出ますが、余分な力が抜けサッカーの練習が出来るようになっています。

ヒモトレは「神経の興奮と抑制をニュートラルにという感覚を取り戻す」という感覚です。

ヒモをゆるく巻くだけなので、すごく弱い刺激です。

 

8月14日(月)・15日(火)はお盆休みです。

 

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信陽接骨院

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野球肩 

中学2年生、野球少年

監督から投げ方を指導され、投げているうちに肩に痛みが出る

痛みを我慢しながらの練習と週に1~2回接骨院に通院し1.5か月経つが症状は悪化する

野球部員の紹介で来られる

 

痛みで腕を挙上出来ない

上腕二頭筋の負荷を軽減させた状態にすると、痛みがなく挙上出来る!

肩関節に関節唇という(膝でいう半月板と同じような関節を安定させる)軟部組織があり、上腕二頭筋や周りの靭帯、関節包などの引っ張る力で損傷を起こす「スラップ・リージョン」「バンカート・リージョン」などの可能性が考えられます

また、小学生、中学生など成長期に起こりやすい「リトルリーガーズ・ショルダー」

肩関節を安定、保護する筋肉である腱板を傷める「腱板損傷」

なども考えられるため、整形外科の受診をお願いしました。

 

中学2年生、上達したい、レギュラーをとりたい、練習、練習、練習をしないと・・・

しかし、ケガをしたまま練習をしても痛みが強くなり、上達、レギュラーは難しくなる一方です

今は速くケガを治し、その間にできるトレーニングに目を向けることがいいのではと思います

ケガの状態によっては早く改善するかも知れませんよ

多少の無理をしないといけない時、無理をしてはいけない時があります

そこは指導者が言ってあげないといけません!

 

監督、トレーナーは安易な指導は本当に注意してほしいと思いますし、

特に成長期の子供を指導する際は最低限の知識を持って指導に当たって欲しいと願います

ストップをかける知識は絶対必要です

100人いれば身体は100通りあり、みんな身体が違います、同じ投げ方、同じ打ち方は通用しません

本人の身体の感覚を重要視して欲しいと思います

子供の身体でも一番身体のことを知っているのは、子供自身です

 

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