野球肩 

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中学2年生、野球少年

監督から投げ方を指導され、投げているうちに肩に痛みが出る

痛みを我慢しながらの練習と週に1~2回接骨院に通院し1.5か月経つが症状は悪化する

野球部員の紹介で来られる

 

痛みで腕を挙上出来ない

上腕二頭筋の負荷を軽減させた状態にすると、痛みがなく挙上出来る!

肩関節に関節唇という(膝でいう半月板と同じような関節を安定させる)軟部組織があり、上腕二頭筋や周りの靭帯、関節包などの引っ張る力で損傷を起こす「スラップ・リージョン」「バンカート・リージョン」などの可能性が考えられます

また、小学生、中学生など成長期に起こりやすい「リトルリーガーズ・ショルダー」

肩関節を安定、保護する筋肉である腱板を傷める「腱板損傷」

なども考えられるため、整形外科の受診をお願いしました。

 

中学2年生、上達したい、レギュラーをとりたい、練習、練習、練習をしないと・・・

しかし、ケガをしたまま練習をしても痛みが強くなり、上達、レギュラーは難しくなる一方です

今は速くケガを治し、その間にできるトレーニングに目を向けることがいいのではと思います

ケガの状態によっては早く改善するかも知れませんよ

多少の無理をしないといけない時、無理をしてはいけない時があります

そこは指導者が言ってあげないといけません!

 

監督、トレーナーは安易な指導は本当に注意してほしいと思いますし、

特に成長期の子供を指導する際は最低限の知識を持って指導に当たって欲しいと願います

ストップをかける知識は絶対必要です

100人いれば身体は100通りあり、みんな身体が違います、同じ投げ方、同じ打ち方は通用しません

本人の身体の感覚を重要視して欲しいと思います

子供の身体でも一番身体のことを知っているのは、子供自身です

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

 

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