ADL(日常生活動作):歩行、食事、入浴、排泄、睡眠など生きて行く上で基礎となる動作
QOL(生活の質・人生の質):人間らしい生活、生きる喜びや楽しみ
年齢、病気などをきっかけにADL、QOLが崩れると、
当たり前のように出来ていたことの重要性に気付く
若い時には考えなかったことが、年齢とともに増えてくる
意思疎通が出来れば訴えたいことが言える
しかし、意思疎通が出来なくなると訴えることも出来ない
高齢者で意思疎通が出来ないと思われてしまうと訴えも聞いてもらえない
出来なくなったことは仕方ないとあきらめることがほとんどだろう
自分が高齢になった時はどうだろう?
今まで勉強してきた機能神経学を生かして何か出来ないだろうかと
デイサービスでのボランティアのお願いを了承していただき
先日から週1~2回お邪魔させていただいております
ほとんどの利用者さんが認知症の方で、
徘徊、転倒、介護困難、多動、無動など様々な状態です
会話、手足の動き、眼の動き、聴覚のバランス、反射などを中心に
身体に負担をかけず、少しの刺激で少しづつでもADL、QOLの向上に
繋がればと思い身体を拝見させていただいております
片手の動きがぎこちなかった方の動きがスムーズになったり
(日常生活の何気ないことがしやすくなるといいです)
手の感覚の左右差が同じくらいになったり
(手の感覚がよくなると動きもよくなります)
眼の動きがよく動くようになったり
(転倒の予防、歩行の改善になります)
良い傾向がみられます
微力ではありますが、少しづつ身体が若返ることを願います。
兵庫県加古郡稲美町北山121
信陽接骨院
☎079‐492‐7104