手のしびれ 末梢神経障害?

右手の母指、示指、中指、環指(半分)のしびれ

(昨日の夜しびれが強くなるが朝方には少しましになっている)

80代女性

 

右手の状態から、まず考えられるのは「正中神経の障害」

「手根管症候群」と言われる方が多い

右左とも手首の骨折(バイク事故でコーレス骨折)の既往歴あり

感覚検査(温度、痛覚、振動覚)では少々鈍い程度で問題なし

母指を外転する筋肉は弱い

夜間はしびれが強くなり目が覚める

 

手根管の検査

手首を曲げてしびれが強くなるか?(ファレン徴候)➡変化なし?

手首をたたくと指先にビリビリくるか?(チネル徴候)➡来ない?

手を振るとしびれ症状が和らぐか?(フリック徴候)➡和らぐ!

手根管症候群になる原因として

①骨折(変形、変性など)

②指や手首の酷使(いわゆる使い過ぎ)

③原因不明(症候群というのは、原因がよくわからない症状名)

 

手根管症候群や肘部管症候群など末梢神経障害と言われている症状は、

もっと神経の元である背骨のあたりで神経根障害を合併している可能性もあります

また、昼間より就寝時の方が大脳の働きが弱くなりしびれや痛みなどの症状が変化することもあります

結果、手首の状態、背骨、脳・神経の働きをみる必要があります

 

意外としびれ症状が出ている手首周辺には問題がありませんでした

脳・神経系のバランスが良くなるとしびれが8割程減少しました

 

 

医療機関では、しびれや痛み➡圧迫➡手術 という流れが多いようです

この方の場合、原因①の骨折の既往歴があるので手術をすすめられる可能性も高くなります

しかし、よくよく検査をして行くと③原因不明にあたる部分がかなりウエイトを占めていたと思われます

 

症状にとらわれ過ぎず、しっかり原因を見極めることが重要です。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104