左右の感覚

お正月休みも終わり
今日が仕事初めの方も多いようです

お正月休みの間に右足首の 捻挫をされ、
しびれた感じがする方
更にウォーキングをすると左膝から下が張ってくる
左首の張りがある

筋肉の反射テストでは左右の膝を曲げる反射に違いがあります
手のひらの感覚、
膝周囲の感覚にも左右差があります
更に足の裏を刺激する検査では左はどうもないですが、
右足底を刺激すると「はっはっは」と笑われます(^。^)
足底の感覚も左右で違います

足は歩いたり走ったりと動かすところ!
という認識は皆さん持たれていますが、
触る、押さえる、地面の状態を確認するなど
感覚としての働きもあります

暗闇を歩くと感覚器官としての足の働きを
感じる事が出来ます

私達が普段歩いている時も無意識にそのような
感覚が働き、正常であればちゃんと歩けますが、
左右で違いがあれば何かトラブルを起こす可能性があります

この方は身体をCの字に曲げると左右差がなくなり、
検査結果を元に考えられるところの調整をすると
検査結果が改善していきました

症状が良くなる、良くならないの前に
しっかりと検査で身体の状態を知ることです

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

背中がゾクゾクする 原始反射

背中が緊張し、肩こりがいつもあり、首が痛くなることもよくある方

背中の緊張状態を確認しようとすると背中が緊張する?

左側はそうでもないが右側は過剰に緊張する?

ご本人にお聞きすると、背中を触られるとゾクゾクして、勝手に身体が動くそうです!

 

原始反射という

胎児がお母さんのお腹のなかで生き残るために必要な反射

産道を通って生まれてくるために必要な反射

赤ちゃんの時期に必要な反射

があります

このうちのひとつの反射検査で強い反射が出現しました

ある運動をしてもらうとゾクゾクしなくなり、強く出ていた反射は出現しなくなりましたが、

また出現することもありますので、自宅でのエクササイズをお願いしました。

 

原始反射とは、まだ脳、神経が発達していない時に身体を守るために必要な反射で、

胎児が成長していき、触覚(触れる)、前庭感覚(バランス感覚)、固有受容感覚(関節、筋肉)、

聴覚などの成長とともに大脳が発達していき原始反射を統合(抑える)して、

原始反射が出現しなくなりますが、

何かの理由で大脳機能が低下すると原始反射が出現することがあります。

 

また、出産時の環境、成長過程の環境、その他の影響などにより、

成人になっていても原始反射が出現する方は、

ご自身ではわかりませんが、結構いらっしゃいます

 

原始反射が無意識に起こってしまうことで、

普段の生活がしずらくなっていることがあるのですが、

無意識なのでコントロールができません

 

その場合、身体の動き、触覚、バランスと大脳機能を統合させる運動をすることで、

原始反射の出現を抑制し、

普段の生活のしずらさを解消することが出来ることもあります

 

そのような反射があることはあまり知られていませんが、

もっと広まるといいですねぇ

「人間脳を育てる」いい本です!

わかりやすく解説されています

 

3月17日(土)は勉強会のためお休み致します

3月18日(日)午前のみ受付け致します

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104