アンチエイジング(老化を防ぐ)と聞いて何を連想しますか?
いつまでも若々しく健康に、
男性では運動など身体を動かすこと、
女性ならエステや肌のケアなど、
様々なことをされている方も多いと思います
では高齢になっていくとどのようなことが必要でしょう?
私が思うことは、QOL(クオリティー オブ ライフ)=人生の質
を高齢になる前に準備する必要があるのではないかと思います
「病気の予防」「社会生活」「動ける身体」
これらを高めることでアンチエイジングを目指してみてはいかがでしょう?
最近、手足のしびれの方で、血流障害、神経障害、脊髄障害と思われる方々がよくみられます
しびれという症状は痛みと違い、我慢ができ、なかには何十年としびれを感じながら生活してきた方もいらっしゃいます
神経も含め、皮膚、筋肉、内臓などすべての細胞は「酸素」「栄養」「刺激」がないと死んでしまいます、特に神経は充分な酸素(血流、呼吸)は必要なので、しびれで血流障害が長く続くと神経が生きていけません
長年、指のしびれが出ており最近指が動きにくくなり、病院に行くと神経が麻痺していますと言われた方など
病院では「このしびれと付き合っていかないとしかたないですねぇ」と言われることもしばしばありますが、改善する症状も多いのです
当院では、当院でできること、可能性があることを目標に行なって行きます
皮膚の感覚で鋭敏さをみる方法として「二点識別覚」という
2点の幅を狭くしていき、どれくらいまで2点で押えているのを識別できるかという検査があります
感覚が優れている順番は、
①指先
②唇
③足
立ったり、歩いたりする足の感覚は非常に優れています
しかし、年齢とともに感覚が鈍くなってくるところでは、
③の足がだんとつで1位!!!
「感覚は足から衰える」ということです!
お年寄りの転倒防止で筋力をつける運動をして筋力がついているにもかかわらず転倒しやすい方がおられます
つまり、筋力がなくて転倒するのではなく、足の感覚が鈍くて転倒しやいのです
足の感覚の衰えを予防することは出来ます
悪くなってから慌てるのではなく、
普段から足の感覚を衰えないようなことをする必要があります
人生の質を良くするアンチエイジングを心がけませんか。