生物が持っているケガや病気を治す力を「自己治癒力」「自然治癒力」と言います。
切り傷・擦り傷は血を止め、かさぶたができ、修復していきます。
風邪を引くと治す為に体温を上げたり、下痢や嘔吐でいらないものを排出させ治っていきます。
生物にはこのような「自己治癒力」があります。
また、体温が下がれば身体を震えさせて、体温を上げます。
体温が高くなれば、汗をかいて体温を下げます。
食事をすると、消化器をはたらかし、筋肉を休める為に眠くなります。
このように体温・血圧・血糖・PH・病原菌の排除・組織の修復など
環境の変化に対して身体のなかの環境を整える「恒常性の維持(ホメオスタシス)」という仕組みのおかげで私達は生きています。
「恒常性の維持」が安定した状態であると、元気な身体が保たれます。
この調節を行なうのが自律神経の働きです。
これらの司令塔である「脳幹」が正常に働けば自律神経・免疫・ホルモン・筋肉がバランス良く働き、「自己治癒力」「恒常性の維持」という力が高まります。
その結果、痛みなどの症状が改善に向かいます。
「脳幹」の働き、バランスがどうなっているのかを、眼の動き・顔の動き、感覚・舌の動き・聴覚・平衡感覚などの検査で、ある程度予測できることがあります。
痛みなどの症状の改善と共に「脳幹」の働き、バランスも良くなっていることが多いのです。
兵庫県加古郡稲美町北山121
信陽接骨院
☎079-492-7104