右膝、右大腿後部に痛みをお持ちの70代の方
「何もしてないのに膝が腫れて来て痛くなってきました、歳ですかね?」
「あっちこっち痛くなりますねん、歳ですかねぇ・・・」
年齢とともに身体は変化しますが年齢とともに悪くなるわけではありません!
年輩の方で「若い頃より今の方が元気ですわ」という方もいらっしゃいます。
何でも年齢のせいにするのは良くないと思います。
右利きなのに右手先が何かぎこちないってことないですか?
動き(運動)を細かく制御することに重要な小脳の働きが弱ってるっていうことよくあります。
普段は気付かないが検査をすると分かることがあります
昨日は右膝が時々外れたようになる大学生の女の子が「あれっあれっ・・・」って
年齢は関係ありません!
この方は、指-鼻試験、回内回外試験で利き手である右手での動作がうまくいきません!
また、目を閉じて字を真っ直ぐに書いてもらうと傾いてしまいます!
①まず目を開けて縦にABCDEと書いてもらい
②目を閉じて同じように縦にABCDEと書いてもらいます
字が真っ直ぐ書けるか?傾いていないか?
「そういえば最近指先がぎこちないようでした!」と仰っていました。
このような検査が改善すると身体の基礎が整い、次第に症状も落ち着いて来ます。
肩、肘、手首、股関節、膝、足首などの関節の痛み、腱鞘炎など
症状のある部位だけの治療を受けても改善しません!
腕や脚を動かす元になる体幹の筋肉、神経、脳の働きが運動の基礎です!
現在、
腓骨神経麻痺(足首を反ることが出来ず膝を引き上げる歩行)
尺骨神経麻痺 肘部管症候群(手の小指側のしびれ、指先がつかいにくく箸が使いにくい)
など病院で麻痺と言われ神経の栄養であるビタミンB群の薬の処方のみの方が来られていますが、
当院では、運動の基礎となる部分の改善も必要不可欠だと考えております。
完全に麻痺していると改善は難しいですが、
お二人とも完全に麻痺しておらず、少しづつ改善の兆しが見えてきております。
兵庫県加古郡稲美町北山121
信陽接骨院
☎079‐492‐7104