筋肉がつる 痙攣 こむら返り

筋肉がつると痛いですねぇ

では、なぜつるのでしょうか?

①栄養・ミネラル分・水分の不足:食事や水分摂取不足など

②筋肉疲労(ミネラル不足状態):マラソンなどでの筋肉疲労時など

③血行不良(ミネラル不足状態):冬や睡眠時の血流不足など

④その他、糖尿病など血流障害によるもの

このようなことが一般的に言われていますが、

脳、神経系の働きの不具合があると筋肉の緊張により筋肉疲労や血行不良を起こしやすく、筋肉がつることが多いのです。

 

身体がしんどい!

肩こりがひどく!

腰痛もあります!

車の運転で集中できない!

運動もしてないのにふともも、ふくらはぎがパンパン!

それでなのか、筋肉がよくつる!(あっちこっちがつる)

などの症状をお持ちの70代男性

 

しんどそうな顔をされまぶたが落ち背中が丸まっている!

(身体のしんどさが顔、姿勢に現れています)

 

真横に真っ直ぐ腕を伸ばしてもらうと

左右の高さが違いますがご本人は真っ直ぐの感覚です!

(ご自身の身体の位置、動きを正確に把握していない状態)

(肩がこりそうです)

 

片足立ちをしてもらうと、

右足で支えるのがふらついて立てません!

(右の殿筋が働かなく腰痛も出そうです)

 

左右の耳の聞こえも差があり、

また、目でどこかを見続けることがしんどく目がキョロキョロ動いてしまいます!

(これでは車の運転も集中でき無さそうですし、危険です)

 

目の盲点検査(見えていないところを測り脳、神経の働きをみる)では、

一点を見続けることが出来なかったそうですが、

施術後の再検査時は一点を見続けることが楽に出来たと仰っていました。

施術前:青

施術後:赤

左右差がなく、きれいな〇の方が脳、神経の緊張が緩み、働きが良い状態と思われます。

 

施術後、再度真っ直ぐに腕を伸ばしてもらうと

肩の力が抜け左右の高さもほぼ同じになりました。

 

最近、

自動車のアクセルとブレーキのペダルの踏み間違い(左右の間違い?)

一方通行の逆走

信号無視

などのニュースをよく聞きますが、

何でこんなことになるのだろう?

老化による注意力散漫が原因だろう?

と思われている方が多いのではないでしょうか?

 

血流障害や脳、神経系の機能低下状態が続いていると、

このような事故が起こっても不思議ではありません、

年輩の方だけではなく若い方の同じような事故もあります

人ごとだと思うのは危険ですよ!

 

左右をよく間違える!

人混みを歩いているとよく人とぶつかる!

ひどいと人とぶつかったことをよく覚えていない!

一点を見続けることがしんどい!

ひとつのことを続けるのがしんどい!

運転中、頭がボーっとする!

など、

神経系のバランスチェック&バランス調整をおすすめ致します。

 

年末は12月30日(土)午前中まで受付けいたします。

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

指先が使いにくい 老化?

右膝、右大腿後部に痛みをお持ちの70代の方

「何もしてないのに膝が腫れて来て痛くなってきました、歳ですかね?」

「あっちこっち痛くなりますねん、歳ですかねぇ・・・」

年齢とともに身体は変化しますが年齢とともに悪くなるわけではありません!

年輩の方で「若い頃より今の方が元気ですわ」という方もいらっしゃいます。

何でも年齢のせいにするのは良くないと思います。

 

右利きなのに右手先が何かぎこちないってことないですか?

動き(運動)を細かく制御することに重要な小脳の働きが弱ってるっていうことよくあります。

普段は気付かないが検査をすると分かることがあります

昨日は右膝が時々外れたようになる大学生の女の子が「あれっあれっ・・・」って

年齢は関係ありません!

この方は、指-鼻試験、回内回外試験で利き手である右手での動作がうまくいきません!

また、目を閉じて字を真っ直ぐに書いてもらうと傾いてしまいます!

①まず目を開けて縦にABCDEと書いてもらい

②目を閉じて同じように縦にABCDEと書いてもらいます

字が真っ直ぐ書けるか?傾いていないか?

「そういえば最近指先がぎこちないようでした!」と仰っていました。

 

このような検査が改善すると身体の基礎が整い、次第に症状も落ち着いて来ます。

 

肩、肘、手首、股関節、膝、足首などの関節の痛み、腱鞘炎など

症状のある部位だけの治療を受けても改善しません!

 

腕や脚を動かす元になる体幹の筋肉、神経、脳の働きが運動の基礎です!

 

現在、

腓骨神経麻痺(足首を反ることが出来ず膝を引き上げる歩行)

尺骨神経麻痺 肘部管症候群(手の小指側のしびれ、指先がつかいにくく箸が使いにくい)

など病院で麻痺と言われ神経の栄養であるビタミンB群の薬の処方のみの方が来られていますが、

当院では、運動の基礎となる部分の改善も必要不可欠だと考えております。

完全に麻痺していると改善は難しいですが、

お二人とも完全に麻痺しておらず、少しづつ改善の兆しが見えてきております。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

膝の痛み 水が溜まる 逆転反射

歩くほど左膝が痛くなるように感じる

そのうち左膝に水が溜まる80代男性

 

筋肉の腱の部分を叩き筋肉の反射をみると、

左の上腕二頭筋(上肢)の腱を叩くと左右の大腿四頭筋(下肢)が反射を起こします

(正常であれば叩いた筋肉のみ反射を起こします)

 

また、右の大腿四頭筋の腱を叩くと左の大腿四頭筋も反射が起こってしまいます!

(正常であれば右の大腿四頭筋のみに反射が起こります)

 

膝に関しては、歩行時に右足が地面に着くと意識しなくても右大腿四頭筋の反射によって身体を支え、身体を守るように反射が起こっていますが、

この場合、右足を地面に着くと両膝が無意識に踏ん張ってしまい、左膝には過剰な力がかかってしまい、スムーズな歩行が出来ません!

歩行はいいのですが、この状態での歩行は良くないでしょうねぇ!

歩くほど膝が痛むのも予想できます!

 

神経系の働きの不具合は、このような検査によって見つけることが出来ます!

また、見つけることが出来ても改善することも改善しないこともあります

当院で改善出来ない場合は他の医療機関を提案することもあります

 

時間がかかりましたが、幸いこの方はほぼ正常な反射になり、水も溜らなくなり、歩くほど痛くなることもなくなり、歩行も軽く楽になりました

胸椎、胸腰椎部の圧迫骨折の既往歴があり、その辺りの背骨の可動性が影響していたと思われます。

 

この方はいくら膝の治療を受けても改善しません!

 

神経系の異常を検査によって探し、

手技によって改善出来るものか?

病院で手術などの処置が必要なのか?

その辺の見極めが重要です。

 

この方は見るからに異常な反射が出ていましたが、

若い方、年輩の方、男女に関わらず筋肉の反射が???おかしい!!!

となることは多々あります

 

たまに○○で治療を受けて悪くなったということがありますが、

ちゃんと検査を行なう、状態を把握するということは非常に大事なことです!

症状を改善させること以上に大事なことだと思います。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

神経学の勉強

11/23は、国際カイロプラクティックカレッジの卒後教育セミナーである神経学講座

今年最後の「脊髄障害/神経根障害/末梢神経絞扼障害」に参加してきました。

今年1年、検査の重要性をあらためて感じました

今までも検査は患者さんの状態を把握するために重要なのはわかっていたつもりですが、

ひとつひとつの検査で何をみるのか?なんでそうなるのか?細かくみると今までの検査とは全く違うものになります、知らなければ問題なしという検査結果もみかたを知ると、変えると改善につながる道が見えてきたりします。

 

今年の勉強会はほとんど脊髄障害でした、それだけ重要ということ

反射亢進、病的反射、逆転反射、反射消失、クローヌス、血流障害、Batson静脈叢、脊髄係留症候群、固有感覚、温痛覚、後縦靭帯骨化症、しびれ、脊髄の神経走行位置、脊髄円錐症候群、馬尾症候群、めまい、頭蓋頚椎移行部の障害など

また、施術可能か不可能かの判断も重要です。

脊髄障害?臨床で遭遇することがあまりないのでは?と思っていましたが、

結構いらっしゃるのです、頚部痛、腰痛、坐骨神経痛、関節痛、末梢神経障害、など脊髄障害が根底に存在することがあり、脊髄障害があるために私達の施術効果が出ないこともあります。

神経学を学び5年経ちましたが、今年がいちばん頭を使ったのではないでしょうか(^^;

 

このような勉強をするとこのような状態がみられる方が来られます

というか、検査の意味を把握して検査をしているかしていないか!

①頭を右向きと真っ直ぐで首がゆれる(振戦)が病院ではCT検査で異常が無く様子をみると言われた40代女性:当院では頸髄神経での反射亢進ぎみな状態がみられました。また右向きと真っ直ぐで左右の脈が乱れ、振戦が出ない左向きでは左右の脈の乱れがありません。

②右半身に力が入らず、中枢神経障害が考えられるが画像検査で何もみつからないのでと小児科で言われた8歳の男子:舌が右に変位、反射亢進、病的反射、感覚異常などがみられる、こども病院に行ってもらいます。

③左手、左下腿部がだるくて仕方がないが病院では頚肩腕症候群と言われマッサージに行ってみたらと言われた20代男性:右アキレス腱反射でクローヌス(筋収縮反復)がみられました。

④右臀部に坐骨神経痛様の痛みのためPC作業は立った状態で仕事をしており、ペインクリニックで週1回の頻度でブロック注射をしている40代男性:上肢から反射亢進、わかりにくいが病的反射様の反射(バビンスキー反射)がみられた。

➄腓骨神経麻痺と言われステロイド治療をしたが回復せずビタミン剤を処方されている20代男性:反対側のアキレス腱反射でクローヌス(筋収縮反復)がみられた。

⑥膝の痛みを訴えるうちの父親は逆転反射という検査している筋肉以外の筋肉が動いてしまっていましたが背骨の動きが改善すると逆転反射はほぼ出なくなり歩きやすくなりました。(圧迫骨折を2箇所やっています)

 

異常と思われる反射、反応が何を意味するのか?

画像検査では、病理を探すことができ、

画像検査で問題がなければ他のことを考えないといけません

必要な場合は何科の医療機関に行く必要があるのか!

 

心臓から頭、上肢への血液循環

運動調節を行なっている大脳基底核へ出入りする神経系

難しいのですが、人間の基礎です。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

 

 

 

 

頚椎症

月曜日の体育の日は、

東大阪にある創立50周年を迎えました国際カイロプラクティックカレッジにて、

神経学の勉強会に行って来ました。

勉強会でお会いする先生方に普段の臨床での相談をさせてもらうことがあり、

的確なアドバイスをいただいたり、ヒントとなることがよくあります、

本当にありがたい環境です。

 

今回は「脊髄障害・神経根障害・末梢神経絞扼障害」の4回目で,

毎回、自分の未熟さを思い知らされる勉強会です。

 

今回は特に頚部の障害による脳、上肢、下肢への血流障害の診かた

身体にやさしいアプローチ法など

血流障害が及ぼす身体への悪影響を勉強してきました。

特に頚部を通る血管の障害は重大です!

頚椎に穴がありそこを動脈が通っています

緑色は頚椎(首の骨)、赤いのは動脈、黄色いのは神経です

気付かなくとも、障害を起こしていることは多いのですよ!

軽い血流障害であってもその状態が継続すると重大な問題を引き起こしてしまいます!

非常にデリケートで重要な部分。

検査もなく、説明もなく首をボキボキと施術するところは注意してください!

 

病院で「坐骨神経痛」と診断された70代女性

腰を反っても痛まない、前屈すると右臀部が痛む、イスに座ると右臀部が痛む

可動域検査では、頚部の回旋が左右とも少ない

ご本人曰く「歳やからこんなもんちゃう」って

 

頚部、胸部の背骨の動きが改善すると

「よ~回るなぁ~」と

さらにイスに座ってもそんなに痛くない

臀部が痛いから臀部が悪いのではありませんよ!

背骨の動きって重要です!

健康な背骨にしましょう。

 

10月16日(月)はアクティベータ療法セミナーのため

お休みいたしますm(__)m

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

9月18日はカイロプラクティックの誕生日

9月18日は

カイロプラクティックの誕生日で、

東大阪にある国際カイロプラクティックカレッジで、

向上心あふれる熱心な先生方と、

神経学の勉強をしてきました。

 

帰りにカイロプラクティックの学生時代の友人と会い、

学生生活、アメリカでの解剖実習、夢みていたことなど・・・

懐かしく初心を思い出しリフレッシュしました。

生涯お互い元気にこの仕事で貢献出来ればと思います。

 

カイロプラクティックの創始者 D.Dパーマー

122年前(明治28年)9月18日にカイロプラクティックが誕生しました。

去年の9月18日は東京で、

神経学のベテランの先生方と勉強し、

カイロデーということでみなさんとシャンパンで乾杯しました。

来年の9月18日も楽しみです。

カイロプラクティックの誕生は17年もの間、難聴だった方がD.Dパーマーによる背骨の矯正によって神経系の機能が回復し耳が聞こえるようになったという事から始まりました。

偶然にも昨日、突発性難聴の方が来院されました。

神経系の機能が回復し良くなるといいですねぇ(^-^)

 

 

今回のセミナーも今まで知らなかったことを勉強してきました。

まだまだ知らないことばかりです

一歩一歩進んで行きます。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

神経学勉強会 しびれ

みなさん、暑い連休はいかがお過ごしでしたか?

私は17日(祝)海の日は神経学の勉強会

楽しい先生方と勉強をして来ました

 

赤ちゃんがお母さんのお腹のなかから生まれ、お乳を吸い、ハイハイをする時に必要な原始反射という神経の働きがあり、

やがて、原始反射が成長と共に身体に必要な反射に置き換わって行きます

神秘的ですよね~

そんな身体に備わった反射や筋肉の状態を検査し、身体の状態を診る

 

ひとつひとつの検査でも何を診るかによってまったく違うものになります

 

なので、患者さんの状態を検査している姿は今までと同じですが、何か深いところを診ているなって思っておいて下さい(^^)

 

帰りは、講師のI先生と途中までご一緒させていただきました

お疲れのところ、私の質問に親身になってアドバイスをいただき本当に有り難く思います

「焦らず、慌てず、諦めず」

毎日、どのように患者さんを診て来たかということが大事だということを教えていただきました。

 

今回、自分の問診力の弱さを思い知り、帰りに本屋さんで見つけた本を買って帰りました

今日は、早速、脚のしびれの方が来られました(引き寄せの法則ですかね)

立ち仕事で立っている間は右臀部がしびれ、座ると改善する

検査では、顔を右に向いてもらって立ってもしびれが出ないことがわかり

昨日の勉強会を思い出し検査をすすめ、施術後はしびれが出なくなりました

 

日々精進いたします。

 

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