知らない間にぶつける

気が付けば内出血?

いつぶつけたのだろう?

そんなことありませんか?

 

大脳には左右の空間を認識する働きがあり、

脳・神経系の働きが低下すると、

空間の認識能力が低下し、

知らない間に足や腕、肩をぶつけてしまうことがあります

 

よく知られていることは、

脳梗塞を起こし半側の空間がわからない半側空間無視という状態があります

右大脳の脳梗塞による左半側空間無視が多いようです

当院に来られている方にもそのような状態の方がおられます

脳梗塞という病態になっていなくても脳の働きの低下でも似たような症状がみられることがあります

 

左顎の辺りにヘルペス(帯状疱疹)ができ塗り薬を使用していた

いずれ、左半身をぶつけた痕がある(腕、足)

両膝の痛み、左足がよくつる、胸がムカムカする

など様々な症状を抱えた方

 

検査では、顕著な左右差として、

左顔面&左頚部の痛みの感覚が鈍い

左耳からの音が小さく聞こえる(右耳と比較)

 

施術後は左顔面の痛み感覚の鈍さのみ残る状態になり、

身体の動きも良くなったように感じます

 

知らない間に腕、肩、膝、すね などにぶつけた痕がある方

体調が優れないなぁと感じていませんか?

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

筋肉がつる 痙攣 こむら返り

筋肉がつると痛いですねぇ

では、なぜつるのでしょうか?

①栄養・ミネラル分・水分の不足:食事や水分摂取不足など

②筋肉疲労(ミネラル不足状態):マラソンなどでの筋肉疲労時など

③血行不良(ミネラル不足状態):冬や睡眠時の血流不足など

④その他、糖尿病など血流障害によるもの

このようなことが一般的に言われていますが、

脳、神経系の働きの不具合があると筋肉の緊張により筋肉疲労や血行不良を起こしやすく、筋肉がつることが多いのです。

 

身体がしんどい!

肩こりがひどく!

腰痛もあります!

車の運転で集中できない!

運動もしてないのにふともも、ふくらはぎがパンパン!

それでなのか、筋肉がよくつる!(あっちこっちがつる)

などの症状をお持ちの70代男性

 

しんどそうな顔をされまぶたが落ち背中が丸まっている!

(身体のしんどさが顔、姿勢に現れています)

 

真横に真っ直ぐ腕を伸ばしてもらうと

左右の高さが違いますがご本人は真っ直ぐの感覚です!

(ご自身の身体の位置、動きを正確に把握していない状態)

(肩がこりそうです)

 

片足立ちをしてもらうと、

右足で支えるのがふらついて立てません!

(右の殿筋が働かなく腰痛も出そうです)

 

左右の耳の聞こえも差があり、

また、目でどこかを見続けることがしんどく目がキョロキョロ動いてしまいます!

(これでは車の運転も集中でき無さそうですし、危険です)

 

目の盲点検査(見えていないところを測り脳、神経の働きをみる)では、

一点を見続けることが出来なかったそうですが、

施術後の再検査時は一点を見続けることが楽に出来たと仰っていました。

施術前:青

施術後:赤

左右差がなく、きれいな〇の方が脳、神経の緊張が緩み、働きが良い状態と思われます。

 

施術後、再度真っ直ぐに腕を伸ばしてもらうと

肩の力が抜け左右の高さもほぼ同じになりました。

 

最近、

自動車のアクセルとブレーキのペダルの踏み間違い(左右の間違い?)

一方通行の逆走

信号無視

などのニュースをよく聞きますが、

何でこんなことになるのだろう?

老化による注意力散漫が原因だろう?

と思われている方が多いのではないでしょうか?

 

血流障害や脳、神経系の機能低下状態が続いていると、

このような事故が起こっても不思議ではありません、

年輩の方だけではなく若い方の同じような事故もあります

人ごとだと思うのは危険ですよ!

 

左右をよく間違える!

人混みを歩いているとよく人とぶつかる!

ひどいと人とぶつかったことをよく覚えていない!

一点を見続けることがしんどい!

ひとつのことを続けるのがしんどい!

運転中、頭がボーっとする!

など、

神経系のバランスチェック&バランス調整をおすすめ致します。

 

年末は12月30日(土)午前中まで受付けいたします。

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

指先が使いにくい 老化?

右膝、右大腿後部に痛みをお持ちの70代の方

「何もしてないのに膝が腫れて来て痛くなってきました、歳ですかね?」

「あっちこっち痛くなりますねん、歳ですかねぇ・・・」

年齢とともに身体は変化しますが年齢とともに悪くなるわけではありません!

年輩の方で「若い頃より今の方が元気ですわ」という方もいらっしゃいます。

何でも年齢のせいにするのは良くないと思います。

 

右利きなのに右手先が何かぎこちないってことないですか?

動き(運動)を細かく制御することに重要な小脳の働きが弱ってるっていうことよくあります。

普段は気付かないが検査をすると分かることがあります

昨日は右膝が時々外れたようになる大学生の女の子が「あれっあれっ・・・」って

年齢は関係ありません!

この方は、指-鼻試験、回内回外試験で利き手である右手での動作がうまくいきません!

また、目を閉じて字を真っ直ぐに書いてもらうと傾いてしまいます!

①まず目を開けて縦にABCDEと書いてもらい

②目を閉じて同じように縦にABCDEと書いてもらいます

字が真っ直ぐ書けるか?傾いていないか?

「そういえば最近指先がぎこちないようでした!」と仰っていました。

 

このような検査が改善すると身体の基礎が整い、次第に症状も落ち着いて来ます。

 

肩、肘、手首、股関節、膝、足首などの関節の痛み、腱鞘炎など

症状のある部位だけの治療を受けても改善しません!

 

腕や脚を動かす元になる体幹の筋肉、神経、脳の働きが運動の基礎です!

 

現在、

腓骨神経麻痺(足首を反ることが出来ず膝を引き上げる歩行)

尺骨神経麻痺 肘部管症候群(手の小指側のしびれ、指先がつかいにくく箸が使いにくい)

など病院で麻痺と言われ神経の栄養であるビタミンB群の薬の処方のみの方が来られていますが、

当院では、運動の基礎となる部分の改善も必要不可欠だと考えております。

完全に麻痺していると改善は難しいですが、

お二人とも完全に麻痺しておらず、少しづつ改善の兆しが見えてきております。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

膝の痛み、筋肉伸張反射

身体には様々な「反射」が備わっています、めちゃくちゃいっぱいあります

身体が自動的に動くための基本中の基本である「反射」

今回は、そのうちの一つの反射についてですが、

 

人が歩行をする時、特に股関節、膝関節、足関節が屈曲と伸展を繰り返します

その時にも常に筋肉の反射が働いているので、意識しなくても歩けるのです

しかし、筋肉の反射がおかしくなっているとおかしな歩き方になっていますが、

見た目にはわからないくらいのおかしさの場合が多いため、気付きません

 

反射が正常に働いている場合

床に足が付くと

大腿四頭筋(オレンジ色)や下腿三頭筋(緑色)の筋肉に反射が起こり、瞬時に踏ん張ることが出来、過剰な負担がかからないように働きます

 

1か月前に来られた方

膝に痛みがあり、水が溜ることもある

この時は膝の痛み&水も溜まっていた

 

大腿四頭筋、下腿三頭筋の筋肉反射をみると

膝蓋腱反射という大腿四頭筋の筋肉反射で正常なら足先が前に動くのですが、後ろに動きます

逆転反射と言って神経系の異常を表しています

 

この状態で床に足が付くと逆転反射で瞬時に膝が曲がるため(正常なら瞬時に膝が伸びる)

大腿四頭筋に力を入れないと膝崩れのような状態が起こるので、大腿四頭筋を緊張させ身体を支えています

 

筋肉の緊張が続くと筋肉に痛みが出ます

(膝の痛み)

筋肉の緊張が続くと関節のトラブルが起こります

(熱を持った関節を冷やすために水が溜まる)

 

この方の場合、背骨の調整で異常な逆転反射は出なくなりましたが、脊髄脊椎の病気による異常な反射が改善しない場合もあります

(他の方ですが、当院で背骨の靭帯の骨化症から逆転反射が出現することが考えられ、逆転反射が改善せず、膝の改善が思わしくない80代の男性がおられます)

 

1か月ぶりの来院

前回の後、すぐに水が抜け、膝の痛みもかなり改善した状態が続いているようです

背骨のエクササイズをお願いしました。

 

身体の基本は重要です。

 

今年からHPのブログを始め、今回100回目の更新となりました。

これからも気が付いたことを書いていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

もう少し分かりやすく書けるように努力いたしますm(__)m

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

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神経学勉強会

ゴールデンウィーク初日は「神経学勉強会」に行って来ました。

神経学を学び始めて5年目、今年は「脊髄障害・神経根障害・末梢神経絞扼障害」と臨床で非常に重要な部分です。

何をするか?

検査・検査・検査で何がどうなっているのか?

すぐに出来ることではありませんが、身体の状態を出来る限り把握することが重要です。

今回は左端の打腱器を使った奥深い神経の反射をみる知識、技術の勉強でした。

来院された方全員に、コンコンコンコン♪ ブーン♪ チクチク♪ しますがお付き合い下さい(^^♪

 

ゴールデンウィークは暦通り受付け致します。

 

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元気がない目 眼瞼下垂

冬から春にかけて、気温が変動し、体調を崩しやすい時期です。

先日の気温が高い日、職場でエアコンの風が背中に直接当たり、それから首が痛みだした方。

持続して背中に冷風を当てるとまず呼吸器に影響が起こることが考えられます。

呼吸器の働きが悪くなると身体に必要な酸素、栄養の取り込み&不必要になった二酸化炭素、老廃物の排出など人間の基本的な働きが乱れてきます。

また、普段から、頭痛、肩こり、ドライアイ、便秘、不眠、耳鳴り、花粉症などアレルギーをお持ちで、自律神経の働きが安定していない状態でこのようなエアコンの冷風というストレスを受けるとかなり辛いのではないかと思います。

 

首の痛みですが、特に首を動かしても痛みは出ません!

検査をすると、いろいろありましたが・・・

「目は口ほどにモノをいう」といいます。

鏡をお渡しして「目を見てください」・・・

「左のまぶたはいつもこんな感じですか?」

「下がってる???」

 

脳・神経系の働きが低下すると「しんどい目」になります!

脳・神経系の働きを取り戻すと「元気な目」になります!

 

まぶたがむくむと腎臓が弱っている可能性があり、便や食欲不振などがあると胃腸からのむくみも考えられます。

目の下にクマが出来ていると生活習慣、ストレスなどによる血行障害、東洋医学でいう腎(腎臓、生殖器)の弱さや、

白目が赤く充血したり、目が疲れる、視界がかすむなどは肝のトラブルが考えられ、生活習慣、食事、運動など改善する必要性があります。

 

起床時に鏡を見て、「ぱっちりした目」「元気な目」をしているか?

ご自分の「目の表情」をチェックして下さい。

 

「しんどい目」の方は放置せず、何らかの対処が必要です。

「元気な目」になりましょう。

 

兵庫県加古郡稲美町北山121

信陽接骨院

☎079‐492‐7104

 

機能神経学

2月11日(祝日)は今年初めての機能神経学の勉強会に行って来ました。

機能神経学を学び始めて5年目になります。

いろいろなセミナーがありますが、私が行っている機能神経学の勉強会では、こうしなさい、ああしなさいという手順を学ぶのではなく、神経解剖学、神経生理学、神経病理、神経学検査などを学び、

神経機能の状態や働き

改善するためには何が必要なのか?

また、病院への紹介が必要なのか?

などを考えることが出来るようになるための訓練の場です。

毎回打ちのめされます。

 

今回は「神経精神学/神経免疫学と臨床」

左右脳の働きの違いや、慢性痛と同様の脳の状態、うつ病、発達障害、ノイローゼ、ストレスなどがどういう状態なのか、それによる免疫系の変化など、

神経バランスが整うとどのような働きが考えられるのかを学びます。

お医者さんのようにそれぞれの症状に合わせて行なうものではありませんので、「○○に効く」というものではありません。

今回も臨床現場でのヒントをいただきました。

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